東京ゲームショウ（TGS）2008レポ

　例によって写真とか一切無いので（基本撮影禁止）、文章だけで。

・会場全体
　今回から手荷物検査が入るようになったのですが、そのおかげで会場に入る前に長蛇の列が出来上がっていました。しかも当日は雨が降っていた為イライラ度が急上昇。手荷物検査なんですが、人数と検査員の数が見合ってません、あれじゃ渋滞するのも当たり前。ン万人もくるのに検査所が5つって……
　入って左手すぐ、スクエニとカプコンのブースが入り口すぐにあった。試遊台触る為等には当然、並ぶ必要があるのだけど両方とも同じ列のほうに並ばせていた為、その通路へ異常な数の人が入り口からひしめき合って先に進めないという状況が発生していました。過去何度かTGSには行ってますけど、入り口からすし詰め状態ってのははじめてかも。
　ビッグタイトルを抱えているブースを入り口に密集させて欲しくなかったなぁ……

・新型PSP（PSP-3000）
　10/15発売の新型PSPがいち早く体験できました。レヴィさんがそのときプレイしたのは「勇者のくせになまいきだor2」（10/16発売）。ちなみに1は未プレイの状態。
　新型PSPは、かなり薄くなりましたね（PSP-1000と比べて）。ただ、PSP-2000を持っている人に「買い換えるほどのもの？」 と言われるとちょっと疑問。「逆光に強くなった」って話ですが、会場自体が暗めなので逆光下で液晶が綺麗になったかどうかまではちょっとわからず。まあ液晶パネル自体を変えたって話なんで、パネルとしての性能は向上しているとは思いますが。
　ちなみに発売するときは「黒、白、シルバー」の3色しかないので、新色が出るまで月レヴィさんは待つ予定。Rボタンと□ボタンとバッテリーが死に掛かってるけど、もうチョイがんばってくれ、初代PSP。

・勇者のくせになまいきだor2
　↑の通り、新型PSPでプレイしたゲーム。一応知らない人に説明すると、貧弱で他人任せの魔王様が死なないように、地面を掘りまくって魔物を産出し、勇者を撃退していくというパズルゲーム。さっくりさくさくがゲームなんで、止め時がわからなくなりそうなゲーム。暇つぶしするにはかなりよさそうなので、一作目買おうかなと思っております。
　ちなみにこのゲーム、他社のゲームやアニメのネタをかなりパロっております故、いろんな意味でハラハラ。「ミラなんとかとか、リオなんとかの相手をするのにも飽きてる頃だと思いましたよ」とかのさばっておりました。確かに飽きていま　　おや、こんな時間に客か、誰だろう……

・PlayStationStore（PS3）
　そんなに並んでいなかったので。いくつか出展していたけど、ここはひとつ「みんなでスペランカー」をプレイしてみようじゃないか。
　内容は、最大4人まで同時プレイできるスペランカー。馴染み深いFC版の「クラシック」、３D化された「アレンジ」の二種類が容易されています。今回はアレンジのほうでプレイ。
　すると、なにやらジャパネット高田の社長CGみたいなのが登場、おまえがアレンジ版スペランカーか。しかしアレンジされていても基本は変わらず、ちょっとの高さで死ぬし、コウモリの糞で死ぬし、いつもどおりのスペランカー先生でした。ちなみに高いところから落ちて死のうとすると、その場で足をくじいて死にます飛び降り自殺すら出来ないスペランカー先生。というか、死亡理由「足くじく」って。
　PS3本体のほうは、例の80GB版の本体だけ。そんなに大々的な宣伝はしていなかったと思う。まあ意味無しなVerアップだしなぁ、あれ。新型PS3と謳っていますが、実際のところHDDの容量が増えただけで、市販HDDとそっくり入れ替えが出来ることを考えると何一つ変わっていないのと同じだからなぁ……

　あとVerUPが来るみたいで、PS3をホストにPSPの通信が出来るようになるみたい。まあ要するにXLink-KaiでやってたことをPS3に置き換えただけなんだけど、地味にいいかもしれんね。XLinkの導入ってやったこと無い人にはわかりにくいし。

・XLink-Kai
　で、そのXLink-Kaiなんですが、なんとTGSに出展していた。といっても、ブース内のオマケみたいな扱いでしたが。日本語化対応して、日本向けウェブサイトも公開されたのでその辺を全面的に押してきているんだけど、現状日本語版はいろいろとバグバグなので、実際のところまだ英語版を使っているのが大多数という状況なんだけどね。これからが期待、といったところですな。

・モンスターハンター3（トライ）
　200分待ちとかありえん。
　なので、映像だけ見てきました。Wiiで出るモンハン3ですが、想像以上に綺麗+ぬるぬるに動いていましたよ。今回から水の中に入って泳ぐことが出来るんですが、水の中で振り回す大剣ってのもなかなか様になりますな。
　あと、「“振りながら”操作が難しそう」って人も多いみたいですが、クラシックコントローラーにも対応していて、そっちのほうなら従来通りの操作も可能らしいです。

・Xbox360
　「Far Cry2」や「Fallout3」等のかなり興味深い試遊台がありましたが、いづれも120分以上の待ちなので諦めムード。変わりといっては何ですが、XBLAのほうがかなり空いていたのでそこでR-Typeをプレイ。感想としては普通のR-Typeでしたネ。
　そのうち体験版とか、TGS公開版のムービーとか出てくると思うので、このあたりは家で見るとします。

　しかし、Xbox360もPS3も、いまやTGSとかそういうイベントに行かなくとも予告編とか体験版とかプレイできるようになったのだから、便利な世の中になったというかなんというか。

・アーマードコア・フォーアンサー
　死に腐りました。言い訳させてもらうと、ハジメテのPS3コントローラーに戸惑った。戸惑ったらココココジマミサイルががっがががががが（残響音含む）といった感じ。
　前にやってた人が雷電で縦割りしてたので、かぶるのはいやだなぁと思いとってもメルツェルなオープニングで出撃。
　縦割りって時点で判ると思いますが、敵はやっぱりスピリットマザーウィル（ハードモード）。ご丁寧にドーザーさんが「どすこーい」と
やってきました。で、なにがどう超難易度なのかと思ったら、ミサイルが全部コジマミサイルになってただけでした。ちょっとがっかり。個人的に計6つの主砲が6連射くらいバカスカ撃ってくるくらいのインパクトを期待していたんだけどなぁ……
　ミサイルの数で処理落ちが激しく、コジマミサイル独特のエフィクトで画面が全く見えないってところが超高難易度ってところなのかな？
　実際、いつゲームが固まるかとヒヤヒヤしました。

　それとは別に、ＶＩシリーズの公開も。
　既に情報が出ているオーギルと、今回初のお披露目であるホワイトグリントがショーケースに入れられていました。出来は相変わらず良い感じでしたが、なぜか撮影禁止でした。見て欲しくないのか？

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　とまあ、こんな感じで。今回もそれなりに楽しませてもらいました。
　去年も思ったことなんですが、やっぱりマルチタイトルのゲームが多いですね。大作に分類されるものは、ほぼ全てがPS3とXbox360、ついでにPC版の三つ巴のリリースってのが多いです。ハードによっての特色ってのが出にくい感じが今年も付きまとっていました。ハードメーカーも、本体側のアップデートで追加される機能のほうを前面に出してましたしね。「ウチのハードではこれでます！」ってことは大きく表に出しにくいんですよね。

　とまあそんな感じなTGS2008レポでした。
　あと手に入れた物品はまた後日ってことで。